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システム開発の標準フロー

中小規模のシステム開発を前提にしています。 教科書通りの大規模システムの開発フローとはフェーズの分け方が異なる、 実務寄りのオリジナル開発フローです。

01

プロジェクト開始

プロジェクト体制、スケジュール、概見積を作成します。また、プロジェクトの目的を定義し、解決すべき課題やシステム化の方向性について認識を合わせます。 これらをもとにプロジェクトの進め方をお客様と共有します。ここで出した概見積は、あくまで目安です。要件定義フェーズ完了時に正式な見積を出します。

成果物

  • プロジェクト提案書
  • 概見積書(要件定義と開発の費用は分けて考えます)
プロジェクト提案書のイメージ
プロジェクト提案書|クリックで拡大
プロジェクト提案書のイメージ
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02

要件定義フェーズ

一般的な開発手法では要件定義と基本設計を分けますが、本開発フローでは要件定義に基本設計の一部を含みます。 要件定義をおこないながらデータベース定義をしたほうが、考慮漏れが少なくなるためです。ER図を作成することでお客様とのイメージを共有することが可能です。 業務の見直しも含む場合は業務フロー図も作成します。ここでの成果物を元に複数の開発会社に相見積もりを取ることが可能です。

成果物

  • 要件定義報告書
  • 要件定義書
  • 機能一覧
  • ER図
  • 業務フロー図
  • 見積書(開発の見積書を作成します。要件定義の費用はこの時点で請求します)
ER図のイメージ
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業務フロー図のイメージ
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03

開発フェーズ

詳細設計書は作成せず、開発と並行して基本設計書を作成します。詳細設計書レベルの記載が必要な機能は基本設計書の補足資料として作成します。 プログラム開発と、開発担当者レベルのテストを基本設計書を基準に実施します。 開発中は定期的にお客様とレビューをおこない認識違いを早めに修正していきます。

成果物

  • 基本設計書
  • プログラム
レビューで機能一覧にない機能追加が発生した場合は追加見積をおこないます。 追加が発生しない完璧な要件定義がおこなわれることは少なく、費用が10%~20%増加するケースが多い印象です。 手戻りの許されない大規模プロジェクトでは要件定義フェーズに多くの予算をかけて追加を認めない場合もありますが、中小規模プロジェクトでは多少の追加は受け入れる形にしたほうが合理的です。
開発画面のイメージ
開発画面|クリックで拡大
Web画面のイメージ
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04

テストフェーズ

業務シナリオを設定したテスト仕様書を作成してテストをおこないます。このフェーズに並行してお客様による受入テスト・トライアル運用などをおこなっていただきます。

成果物

  • テスト仕様書および結果
  • プロジェクト報告書
05

保守フェーズ

納品後に必要であれば保守契約を結びます。一般的には「開発費の15%が年間保守費用」の目安と言われていますが、システムの規模・複雑度によります。 ただプロジェクト開始時、要件定義フェーズで 保守費用を概算で見積もる場合は、年間保守費用の上限目安として「開発費の15%」を想定しておけばよいと思います。